アマミアセビを植えました!

 2月7日(木)の5時間目に,アマミアセビ25本を校内に植えました。アマミアセビは,ツツジ科の常緑低木で奄美大島の固有種。沖縄本島に自生するリュウキュウアセビと同種とされていましたが,京都大学の研究者らが2010年,DNA型の違いなどから新種と発表。釣り鐘状の白い花が美しく,販売目的の盗掘や園芸採取によって30年以上前に自生地からほぼ姿を消した。このため京都大学と京都府立植物園,樹木医で環境省希少野生動植物保護推進員の前田芳之さんらが07年ごろから,奄美産のDNA型を確認した株の増殖に取り組み,09年と12年に自生地での植え戻しを行った。そうした流れから,今回学校では初めて名音小学校で植える機会をいただいた。

当日も前田さん指導してもらいながら,全校6名で植えていった。子どもたちも「大きくなるのが楽しみ。たくさん増やしていきたい。自然に恵まれた大和村で,もっと自然を大切にしたい」と感想を言ってくれた。